J2第38節は14日、各地で11試合を行い、松本市アルウィンで徳島ヴォルティスと対戦した松本山雅FCは1―1で引き分けた。勝ち点を52に伸ばしたが、順位は暫定ながら13位のまま。 前半は松本山雅がセットプレーやサイド攻撃で相手ゴールに迫った。試合を優勢に進めていた22分、右サイドから楠瀬が蹴った約30メートルのFKに飯尾が頭で合わせ先制した。しかし後半に入ると押し込まれる時間が増えた。9分には那須川に自陣右サイドを突破され、中央のアレックスにゴールを決められた。 甲府は湘南と2―2で引き分け、勝ち点78で4試合を残して2位以内を確定し、1シーズンでのJ1復帰を果たした。20戦連続無敗でJ2記録も更新。湘南は同65で2位。大分は千葉に逆転勝ちで同64の3位に浮上し、富山に敗れた京都は得失点差で4位に後退した。 松本山雅の次の試合は18日。台風接近の影響で順延になったJ2第36節のFC岐阜戦を午後7時から松本市アルウィンで行う。(長野県、信濃毎日新聞社)
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