錯覚で立体的に見えたり、見る角度によって印象が変わったりする作品を集めた「トリックアートin松本」が27日、松本市の百貨店「井上」で始まった。絵を背景にすると、びっくりする写真が撮影でき、初日から大勢の家族連れなどでにぎわった。 信濃毎日新聞創刊140周年記念事業。約30点あり、大半は人の背丈以上ある。絵の中に入ったように見える撮影ポイントが示されており、巨大なカブトムシの角や脚を触る、パンダにササを与えるなどの構図が楽しめる。 佐久市平賀の井上美奈子さん(49)は、長女で小学6年の美玖(みく)さん(11)がアヒルの頭をなでているように見える写真を撮影。「かわいく撮れた」と親子で喜んでいた。 5月12日まで。高校生以上800円、小中学生500円。未就学児は無料。問い合わせは信濃毎日新聞松本本社事業部(電話0263・25・2153)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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