任期満了に伴う10月20日告示、27日投開票の長野市長選で、新人で会社役員の橋本将之(まさゆき)氏(33)=無所属、稲葉=が2日、市内で記者会見し、「若い力で新しい長野市をつくっていきたい」と述べ、正式に立候補を表明した。 橋本氏は、市政に市民の知識や知恵を取り入れたり、限りある財政を見直して有効的に運用したりする必要性を強調。現市政は市民が自ら市の将来像を決めるようになっていないと批判し、「市民と行政が一体となって助け合える長野市を目指す」と述べた。 橋本氏は同市出身。英国グラスゴー大学大学院修了後、都内の会社勤務などを経て、市内で不動産会社を経営している。昨年12月の衆院選長野1区と、今年7月の参院選県区に日本維新の会公認で出馬を検討したが、ともに断念した。昨年の衆院選県内小選挙区で、日本維新の会の公認3候補を支援した政治団体「県政連絡協議会」が支援する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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