長野市長選に出馬する意向を示していた新人で元県議の高島陽子氏(45)=三輪=は5日、同市戸隠で記者会見し「県都長野を理想の姿にして信州をリードしたい」と述べ、無所属で立候補することを正式に表明した。 現市政を「市民不在」と批判。南長野運動公園総合球技場整備などの大型事業は「利用者が満足できるよう付加や縮減を考える」とし、必要に応じて計画を見直す考えを示した。「合併地域にも目を向け、一体感を高めたい」と説明。政党に支援は求めないとしていたが、記者会見では「力を貸してくれるなら歓迎する」と述べ、支援者と相談して連携も検討するとした。 高島氏は長野市出身。奈良女子大卒業後、新聞記者などを経て2007年県議選(長野市区)に民主党公認で立候補し初当選した。10年参院選県区に党本部主導で出馬し、落選。今年5月に党県連に離党届を出した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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