松江市の縄跳びパフォーマー三村大輔さん(32)が2日、東御市田中小学校を訪れ、全校児童約530人を前に演舞をした。1回のジャンプで5回縄を回す「五重跳び」などに、児童から歓声が上がった。 三村さんは軽やかなステップで三重跳び、四重跳びをした後、高くジャンプしたり、バック転をしたりしている間に1回ずつ五重跳びを成功させた。軽快な音楽に合わせて新体操のような動きで跳び、おどけた表情を見せて笑いを誘う場面もあった。 演舞の後は4年生以上を対象に縄跳びを指導。「二重跳びは親指を伸ばして握り、手首を素早く回して」と助言した。児童会長の6年滝沢広大(こうだい)君(12)は「教えてもらったことを生かし、来年2月の縄跳び月間でいろいろな技に挑戦します」とお礼を述べた。 三村さんは各地の催しやテレビ番組に出演。縄跳びの難易度や演舞の完成度を競う全日本選手権(日本ロープスキッピング連盟主催)を2010年の第5回大会から4連覇中で、8日に都内で開く第9回大会にも出場する。 この日は、東御市の教育、スポーツなどの関係者でつくる「東御の子どもの元気な育ちを支えるネットワーク」が招いた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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