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松本・塩尻「山賊焼き」と岐阜「鶏ちゃん」 郷土の味普及へ「条約」

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 松本、塩尻両市の鶏肉料理「山賊焼き」の普及を進める「山賊焼を考える会」と、岐阜県中央部に伝わる鶏肉を使った郷土料理「鶏(けい)ちゃん」の振興を図る岐阜市の団体「鶏ちゃん合衆国」は16日、共同で普及に取り組むことを定めた「鶏和(けいわ)友好条約」を岐阜市のホテルで結んだ。  ニンニク入りのしょうゆに漬け込んだ鶏肉にかたくり粉をまぶして油で揚げる山賊焼きに対し、鶏ちゃんはたれに漬け込んだ鶏肉を野菜と一緒に炒める料理。材料、作り方には共通点がある。  両団体は、来年3月上旬に松本、塩尻両市で開くイベントで二つの料理をPRすることや、合同で鶏の供養祭を開くことなどを予定している。県民の交流を深めることも協定の目的に掲げており、条約名の「鶏和友好」は「平和友好」にちなんで考案した。  調印式で、山賊焼を考える会世話人代表の山崎肇さん(62)=松本市=は「県内外の他の鶏肉料理も巻き込んでさらに普及に努めたい」。鶏ちゃん合衆国大統領の長尾伴文さん(58)=岐阜県下呂市=は「互いの料理以外にも、郷土や風土の理解が進む活動にしたい」と抱負を語った。(長野県、信濃毎日新聞社)


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