飯山市で8日、同市の冬の一大イベント「いいやま雪まつり」が2日間の日程で始まった。市内各所に雪像が並び、多くの親子連れが雪国の文化を楽しんでいる。 メーン会場の城北グラウンドには大型雪像12体が並び、来場者が盛んに写真を撮っていた。長野市から友人2人と訪れた宮崎美代子さん(51)は「細部までよく表現していますね」と感心していた。 商店街にも町内会などが造った雪像が登場。飯山市出身でソチ冬季五輪に出場するノルディックスキー・ジャンプの竹内択選手や、2015年3月に延伸開業する北陸新幹線の車両など、地域の話題を題材にした雪像が目立った。 今年は新たに、北陸新幹線飯山駅前にも会場を開設。西洋の城をイメージした雪像などが並んだ。 市内ではこの日、外様(とざま)地区のかまくら祭り、秋津地区の秋津雪だるままつりも、雪まつりと同日程で始まった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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