南相木村教育委員会は村公民館でパブリックビューイング(PV)を開き、村民約40人が菊池選手を応援した。16日に出場したスピードスケート女子1500メートルは豪雪の影響でPVが中止になったため、この夜が菊池選手を応援する初めてのPVだった。 菊池選手は準決勝に出場。3位決定戦の対ロシア戦ではメンバーを外れたが、帰ることなく日本に声援を送った。 菊池選手の祖母、中島けさ江さん(77)は「彩花が小さいころから試合を見てきたが、こんなに緊張したのは初めて。準決勝で一生懸命に滑る姿が見られたので良かった。お疲れさまと声を掛けたい」。菊池選手と保育園から中学校まで同級生だった会社員篠原淳さん(26)=伊那市=は「1500メートルの後、携帯電話から『自分の滑りができなくて悔しい』と連絡があった。団体追い抜きの準決勝では彩花らしい力強い滑りができたと思う」と健闘をたたえた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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