3日午前4時40分ごろ、大町市平の鹿島槍スキー場近くの県道で、千葉県白井市の男性運転手(45)が運転するスキーツアーバスが道路からそれ、雪が積もった山林に突っ込んだ。乗客42人のうち男女8人が大町市や北安曇郡内の病院に運ばれた。いずれも軽傷とみられる。 けがをした8人は東京都や神奈川県などの19~23歳の学生。都内の旅行会社が募ったツアーに参加していた。大町署によると、千葉県印西市のバス会社がツアーバスを運行し、2日夜に同県柏市を出発。鹿島槍スキー場を経て、北安曇郡小谷村の栂池高原スキー場へ向かう予定だった。同署は、圧雪した路面でバスがスリップしたとみて調べている。 バス会社によると、けが人以外の乗客は、会社が用意した代替のバスでスキー場に送り届けた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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