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アルペン座位・夏目選手 友人らが白馬村で声援

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 ソチ冬季パラリンピック男子滑降座位が8日行われ、北安曇郡白馬村の夏目堅司選手(40)=ジャパンライフ・上水内郡小川村出身=が出場した。白馬村役場多目的研修集会施設に観戦会場が設けられ、集まった友人らが夏目選手らに声援を送った。狩野(かのう)亮(あきら)選手(27)=マルハン・長野市=が金メダルを獲得するなど日本勢の活躍に会場は沸いた。  会場では、テレビ中継をスクリーンに映して観戦。来場者は日の丸を手に「攻めろ」「頑張れ」と日本人選手を応援した。鈴木猛史選手(25)=駿河台大職・福島県=が2位に食い込んだ後、メダル候補の狩野選手がスタート。1位のタイムでゴールすると「やった」と大きな拍手が起こった。  夏目選手が競技終盤に登場すると、会場からひときわ大きな歓声が上がった。祈るように滑りを見守る中、夏目選手はバランスを崩して転倒。途中棄権の結果に会場からため息がもれたが、「まだまだこれから」「次の競技で頑張って」と力走をたたえた。  会場を訪れた東京都内の会社員の長田典子さん(42)は夏目選手と長年の友人。スキー旅行で白馬村に滞在しているといい、「結果は残念だったが、夏目選手は明るくて前向きな性格。次の競技で頑張ってほしい」と話した。  昨年7月まで夏目選手が所属していた、白馬村の白馬八方尾根スキースクール校長の丸山徹也さん(51)も応援に駆け付けた。「転倒する選手が相次ぎ、あがり症の夏目選手も緊張したのかもしれない。得意のスーパー大回転で実力を見せてほしい」と激励していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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