１５のたすき、信州を南へ　県縦断駅伝スタート

　第６１回県縦断駅伝競走（信濃毎日新聞社、長野陸協、県教委、信毎文化事業財団主催、ＮＴＴ東日本長野支店、長野日産自動車協賛）は１７日、郷土の代表１５チームが参加して２日間の日程で始まった。長野市から岡谷市まで１２区間１１９キロの初日は、途中から雨と風が強まる中で力走し、たすきをつないだ。 　チームカラーのたすきをかけた１５選手が午前８時半、信濃毎日新聞長野本社前を一斉にスタート。序盤は全佐久が主導権を握った。１区の宮入一海選手（佐久陸協）が中間点を過ぎてから独走し、５区までトップをキープした。 　６区に入ると、３番手でたすきを受けた上田東御小県の小山祐太選手（コトヒラ工業）が２年連続の区間賞で首位を奪い後続を引き離した。白樺湖中継所の９区を終え、上田東御小県を飯田下伊那、前回優勝の全諏訪、塩尻東筑木曽が追う展開。２年ぶりの優勝を目指す長野市は序盤で出遅れ６番手に、上伊那は７番手につけている。（長野県、信濃毎日新聞社）