諏訪郡下諏訪町の下諏訪社中学校は２日午前、同校英語教諭田中学容疑者（３３）が職員用の女子トイレに侵入したとして建造物侵入の疑いで１日に逮捕されたのを受け全校集会を開いた。学校側が経緯などを報告し、小口高弘校長が生徒に謝罪した。
集会は非公開。小口校長によると、校長は生徒に向け、「安心できる場所であるはずの学校でこのようなことが起きてしまい、申し訳なかった」とした上で、「一日も早く安心した学校生活が送れるよう努力する。皆さんもクラブや生徒会など普段の学校活動に打ち込んでほしい」と求めたという。
学校側は、県教委と町教委から派遣されたスクールカウンセラー２人を紹介し、「カウンセラーの方も先生も、いつでも相談に乗る」と呼び掛けた。小口校長は、生徒たちは静かに話を聞いており、特に動揺した様子は見られなかったとしている。
田中容疑者の逮捕容疑は、５月２８日ごろから２９日にかけ、正当な理由なく同校の職員用女子トイレに侵入した疑い。諏訪署によると、容疑を認めている。職員用女子トイレでは５月２９日にカメラのような物が仕掛けられているのが見つかっている。（長野県、信濃毎日新聞社）
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下諏訪社中の校長が全校集会で謝罪 教諭の逮捕受けて
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