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炎が照らす前衛芸術 松本市美術館

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 松本市美術館(中央4)で15日、庭や野外彫刻をろうそくの明かりで彩る「クリスマス・キャンドルナイト」が行われた。柔らかな炎が醸す幻想的な雰囲気を多くの家族連れなどが楽しんだ。  気軽に美術館に足を運んでもらうきっかけにしたいと2006年から毎年開催。前庭にある同市出身の芸術家草間弥生さん作の野外彫刻「幻の華」の周囲や中庭には計約300個のろうそくが置かれ、午後5時ころから職員が1個ずつ点灯した。訪れた人たちは、ろうそくの間を歩くなどし、炎の暖かみを間近に感じていた。  松本市並柳のパートの女性(46)は「草間さんの彫刻も美術館も昼間とは違った幻想的な雰囲気でいいと思う」と盛んに写真を撮っていた。館内では、市民グループなどによる合唱やハンドベルなどによるクリスマスソングのコンサートも開いた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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