阿部守一知事は18日、県会2月定例会を2月20日に招集すると決めた。県側は一般会計などの来年度当初予算案、国の緊急経済対策に基づく本年度補正予算案、来年度から5年間の県政運営の指針となる「県総合5か年計画」策定の議案を提出する。 当初予算案は同計画に盛る「次世代産業創出」「健康づくり・医療充実」「教育再生」といった9プロジェクトの関連事業などで、めりはりのある編成となるか、補正予算案は社会基盤の老朽化対策や防災・減災対策など、国が示した項目をどこまで活用できているかがポイントとなる。 一方、県短大(長野市)を四年制化して新設する県立大の基本構想づくりをめぐって、素案にはない管理栄養士養成課程を盛り込むかをめぐり県会内の意見は割れており、代表質問、一般質問などで大きな論点になりそうだ。(長野県、信濃毎日新聞社)
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