千曲署は24日、千曲市内の医療施設の浄化槽で23日に胎児の遺体が見つかったと発表した。同署や施設によると、妊娠前期の胎児で身長は10センチ余りだった。同署は死体遺棄に当たる可能性もあるとみて調べている。 この医療施設によると、23日午前9時半ごろ、男性職員が浄化槽のネットに引っ掛かっているのを発見。同署の調べで胎児と判明したが、性別は不明という。トイレから流れてきた可能性が高いとみられている。22日の時点で異常はなかった。 この医療施設に産婦人科はない。同署は関わった人物の特定を進めるとともに、胎児の成育状況から死体遺棄容疑に該当するかどうかや、意図的に遺棄したのかどうかなどを調べる方針。(長野県、信濃毎日新聞社)
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