安曇野市の穂高神社と周辺で2日、「穂高あめ市」の開催に合わせ、神社に向かう参道をペットボトルと廃油で作ったランタンでともす「安曇野みちあかり」が行われた。神社周辺を歩いて楽しんでもらおうと初めて企画。300個のランタンとライトアップした鳥居が、参道を幻想的な光で彩った。 市内の町並みを見て歩く企画を続ける市民グループ「安曇野百選プロジェクト」が企画した。ランタンは手提げ型の紙袋で覆い、希望者が「安産祈願」「レギュラーになる」など願い事を書いた。サッカーJ2松本山雅FCの選手が「15ゴール」「J1昇格」などと書いた袋もあった。 ランタンは市民グループ「安曇野まほらランタン」から借りた。境内には、旅館経営者らが昨年12月に開いた「安曇野神竹灯(かみあかり)」で使った竹灯籠をともした。 プロジェクト代表の宮崎崇徳(たかのり)さん(46)=安曇野市穂高柏原=は「安曇野には個々にいいイベントがあるので、タイアップしてみた。参道の良さを感じてほしい」と話していた。「安曇野みちあかり」は2日のみ、あめ市は3日まで。(長野県、信濃毎日新聞社)
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