7年目のシーズンを迎えるBCリーグの信濃グランセローズは15日、初の県外キャンプを高知県土佐清水市で始めた。約1カ月後に迫った公式戦で開幕ダッシュを成功させ、初優勝を目指す。 練習場所の市総合公園多目的広場(野球場)で、市関係者の歓迎を受けた受けたチームは元気良くグラウンドに飛び出した。土の上での練習は今季初。渡辺兼任守備コーチがロッテ時代に教わったという、塁間を走りながらのボール回しも初めて行った。 前夜のミーティングで「やるべきことを確認して思い切ってやろう」と選手に伝えた岡本監督は「チームはまとまってきている」と引き締まった表情を見せた。 キャンプ最終日の22日までに4試合を予定する四国3県と和歌山県内での練習試合は、練習生を含め全選手を起用。激しいレギュラー争いでチームの底上げを図る。(長野県、信濃毎日新聞社)
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