須坂市動物園の2013年度の「顔」を決める人気投票「須坂市動物園代表選出選挙2013」が17日、告示された。昨年飼育舎から逃げ出して注目を浴びたフンボルトペンギン「トット」やカピバラの「華(はな)」など10種類が“出馬”。園内2カ所にポスター掲示板が設置された=写真。24日の開票に向け、担当飼育員が動物名を書いたたすきを身に着けアピールする。 選挙は3回目。1位になった動物は、同園年間パスポートの表紙モデルなどを務める。投票日は23、24日で、園内2カ所で投票できる。17日から期日前投票が始まり、来園者は掲示板の前で「この動物がいい」などと選んでいた。 来園者全員に投票用紙を配布。11年は投票者数1826人で投票率(来園者のうち投票した人の率)40・6%、12年は1700人で41・2%だった。選挙管理委員長の飼育員小林哲也さん(40)は「今回は50%台に乗せたい」。自身が担当するポニーも出馬しているが「選挙は公正に実施します」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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