塩尻市内の中学校で英語の男性教員が通知表の評定などの記入を誤り、そのまま生徒に渡していたことが25日、市教育委員会への取材で分かった。 市教委や同校によると、ミスがあったのは本年度2学期の数学の評定(5段階)や所見で、1年生の1学級29人分。パソコンの表計算ソフトで英語の評定を入力する際、数学の欄に上書きしたのが原因という。 今月13日に3学期の評定を付けていた数学の教員がミスに気付いた。同校は評定などを訂正し、18日に保護者に経緯を説明して謝罪した。同校の教頭は「複数人で確認するというマニュアルはあったが、実施していなかった。問題を受けて学級担任や教頭ら複数人で確認するように改善した」としている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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