岳北消防本部管内の飯山市、下水内郡栄村、下高井郡木島平村、同郡野沢温泉村で13日、「春の火災予防運動」が19日までの日程で始まった。同管内は豪雪地帯のため毎年雪解けを待って始めており、消防庁によると本州で最も遅い運動開始となる。 全国の大半の都道府県や県内の多くの他の消防本部は3月に行っているが、同本部管内は20日に始まる北海道に次いで遅い。県内で今春相次いでいる下草火災について重点的に注意を促す。 飯山市役所で開いた市消防団の防火パレード出発式で、岡本弘団長(49)は「これからの時季は火災が最も多くなる」と強調。団員25人が10台の消防車に乗り、同市全域を回って注意を呼び掛けた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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