大町市八坂から長野市信州新町にかけての犀川で17日、ラフティング(ゴムボートの川下り)シーズンが始まった。今季初の修学旅行受け入れとなったこの日は、兵庫県尼崎市の成良(せいりょう)中学校3年生120人余が十数艇のボートに乗り込み、山あいを蛇行する約10キロの川旅を楽しんだ。 主催する北安曇郡白馬村の会社によると、修学旅行受け入れは5月の大型連休明けから本格化し、関西方面を中心に約60校の予約が入っているという。 この日は気温20度を超え、川沿いの桜も花びらを散らした。生徒らはウエットスーツに救命胴衣、ヘルメットの完全装備で、友人同士で「似合う?」。スタッフらに安全の心得を聞いてこぎ出し、途中、水を掛け合ったりしてのんびり流れ下っていった。同校の一行は白馬村に2泊し、春スキーも予定している。 ラフティングは10月いっぱいまで楽しめる。(長野県、信濃毎日新聞社)
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