諏訪市の諏訪湖畔で27日、「諏訪湖開き」が行われた。諏訪観光協会が主催し、安全とにぎわいを祈願。大型遊覧船の無料乗船会もあり、親子連れでにぎわった。
同市湖畔公園の野外ステージで開いた式典には、地元の観光関係者ら約２０人が出席。同協会の井口恒雄会長は「ことしの大型連休は国内旅行に人出が見込まれ、諏訪湖にも多くの観光客が期待できる。楽しい思い出をお持ち帰りいただけるよう努力したい」とあいさつした。
式典後、白鳥や亀の形をした遊覧船が乗客を乗せて桟橋を出発。爽やかな青空の下、２０分ほどかけて湖上を巡った。市内の幼稚園に通う今井優奈ちゃん（４）は祖父と乗り込み「波で揺れるのが楽しかった」。
地元の諏訪湖温泉旅館組合によると、３０日から５月２日までを除く連休中、湖畔の宿泊施設はいずれもほぼ満室。５月の祝日は、例年より早く予約が埋まったという。（長野県、信濃毎日新聞社）
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「諏訪湖開き」今シーズンの安全とにぎわい祈る
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