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カラマツ中心に植林600本被害 霧ヶ峰の火災 現地調査

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 諏訪市郊外の霧ケ峰で4月28日に「火入れ」(野焼き)の火が広がって約154ヘクタールを焼いた大規模火災で、県諏訪地方事務所と諏訪、茅野両市、茅野市米沢北大塩財産区の関係者20人が9日、現地で植林地の被害を調べた。同地事所によると、焼けた木は同財産区所有林のカラマツを中心に約600本に上った。  同財産区によると、焼けたカラマツは樹齢40年ほど。総代の矢嶋秀一さん(64)は「思っていたほど植林には火が入っていなかった」とし、諏訪市への賠償請求などについては「これから検討したい」と話した。同市生活環境課は「真摯(しんし)に対応したい」としている。  この日は延焼範囲の南側に当たる森林帯で、衛星利用測位システム(GPS)を使ってどこまで延焼が及んだかを特定した。同地事所によると、焼けた木は、茅野市側が同区の約500本、諏訪市側が上桑原牧野農協所有林のトウヒを中心に約100本。草原との境から2~10メートルほど森林の奥まで火が入っていた。  同地事所林務課は「焼けた木が枯れてしまうかどうかは、今後の芽吹きの状態を見ないと分からない」としている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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