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若者の美術作品 見に来て 飯田市公民館で南信美術展

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 飯田下伊那地方の美術愛好家の作品を展示する「第69回南信美術展」(南信美術会主催)が12日、飯田市公民館で始まった。若手の出品を促そうと、県内に七つある同様の美術会として初めて高校生とその同年代(15~18歳)の出品料を無料にしたところ、作品数が昨年の2点から過去最多の17点に急増。これをきっかけに同会は美術愛好家の裾野が若年層にも広がるよう期待している。  日本画と洋画、彫刻、工芸の4部門に加えて、今回は高校生らを対象とするジュニア部門を新設。全5部門に計147点の出品があった。  1点につき千円だった高校生らの出品料を無料にしたことが刺激となり、過去最多の出品につながったとみられる。高校生らの17点は全て洋画。海中のクラゲや風船など鮮やかに描いた作品が並ぶ。  会長の久保田寛人さん(70)は「この調子で高校生らの作品数を増やし、出品者の世代交代も進めていきたい」と話している。  初のジュニア賞は松川菜緒さん(飯田市)と井沢祐司さん(下伊那郡松川町)が受けた。最高賞の県知事賞は松沢泉次さん(63)=飯田市=が受賞した。19日までの午前9時~午後5時(最終日は午後4時)。入場料300円(高校生以下と75歳以上、障害者と付添人1人は無料)。(長野県、信濃毎日新聞社)


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