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菅平高原へラグビーW杯キャンプ誘致組織 上田市など協力

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 上田市菅平高原観光協会などは、2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップ(W杯)の際に各国キャンプを同市菅平高原に誘致する組織を23日に設立する。市や市議会代表、上田商工会議所なども参加。W杯で菅平の知名度を高め、スポーツ合宿の受け入れと観光客を増やそうと同観光協会などが取り組み始めた誘致活動に行政や経済団体も加わり、本格的に動きだすことになった。  ラグビーW杯日本大会の組織委員会によると、大会には日本を含む20チームが出場。19年9~10月の約6週間、全国の10~12カ所で計48試合を行う予定。試合会場を15年5~6月に決定し、16年にキャンプ地の立候補を受け付ける見通しだ。キャンプ地の選定基準はまだ決まっていないが、既に全国の複数箇所で誘致の動きがあり、試合会場に選ばれなかった所がキャンプ地の誘致に動く可能性もある。  過去の傾向などから、キャンプ地には、雨天時用の屋内練習場やトレーニングジム、疲労回復に効果的とされるプールなどの施設が必要とみられる。このため誘致組織は当面、事務局を同観光協会に置いて関連情報の収集を進め、必要な対応を検討していく。周辺など県内の盛り上がりや協力も欠かせないため、大会や競技に関心を持ってもらう活動も展開する。  菅平高原は毎夏、社会人や大学、高校チームの合宿でにぎわい、グラウンドと宿泊施設は整っている。昨年7月、11年ぶりにラグビー日本代表の合宿を受け入れたこともあり、W杯キャンプ誘致の動きが地元で活発になり始めた。同観光協会が中心にことし1月、誘致組織の準備会を発足させ、市や上田商議所などに協力を求めていた。  同観光協会の丸山進理事長は「行政や競技団体、経済界などと力を合わせ、キャンプ誘致を実現させたい」、上田市は「菅平で盛り上がってきた動きに協力していきたい」(商工観光部)としている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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