松本署は15日、松本市で一人暮らしの80代女性が11日に約500万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺容疑で調べている。 同署によると、11日午前11時半ごろ、女性宅に鉄道会社の遺失物係を名乗る男から「おいのかばんが届いているので明日、代金引換で送る」などと電話があった。午後3時半ごろにおいを名乗る男から「売上金を入れたかばんを駅に忘れた」「監査があってお金が必要。近くの神社に同僚を行かせるので渡してほしい」などと電話があり、女性は家にあった約500万円を持って神社に行き、男に手渡した。その後、近所に住むおい本人が女性宅に来て、女性は被害に気付いた。 同署によると、同市では11日に鉄道会社の遺失物係を名乗る同様の電話が他にも2件あり、注意を呼び掛けている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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