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いじめ、どう早期発見 県教委、初の対策連携会議

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 県教委事務局8課の課長や主任指導主事ら約20人による「いじめ対策連携会議」(座長・荒深重徳県教育次長)は22日、県庁で初会合を開いた。いじめの予防や解決策について意見交換する目的。8~9月に県内全公立小中学校、高校、特別支援学校でいじめについて聞き取り調査した結果を基に、早期発見など五つの観点で議論することを決めた。  初会合では、教学指導課心の支援室が、高校の教員が生徒のワイシャツの汚れでいじめられていることに気付き、いじめた側を指導した例などを報告。いじめた側の保護者が学校の指導に非協力的で、解決が難しいといった課題も紹介した。出席者からは「アンケートや日誌でいじめの記述がなくても、いじめがないとは限らない」「日常生活で何が起きているかを注意深く見ることが必要」といった意見が出た。  今後は「早期発見、早期対応」「いじめを生まない学校づくり」「日常の指導で何を大切にするか」「困難な状況になったときの対応」「いじめ対応マニュアルの充実」について、指導主事らによる部会で月1回程度話し合う。概要が固まった時点で市町村教委や各校に報告する。(長野県、信濃毎日新聞社)


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