中野市民らでつくる「なかのローズフェスタ合唱団」は22日、同市一本木公園の野外ステージで「バラの花に囲まれて『歓喜の歌』演奏会」を開いた=写真。同公園で23日まで開かれている「なかのバラまつり」がことしで20回目を迎えたことを記念した催し。団員約50人に同市近隣などの有志が加わり、計約140人でベートーベンの交響曲第9番を合唱し、節目を祝った。 長野、飯山、須坂各市の合唱団員などのほか、下高井郡山ノ内町の南小学校児童16人も参加。東京学芸大の小林大作准教授の指揮で、バラの花が咲く公園に力強い歌声を響かせた。 演奏会では、第9のほか「野ばら」や「エーデルワイス」といった花にちなんだ曲も披露。来園者が聞き入っていた。同合唱団長の内田光子さん(75)=中野市東吉田=は「今後もいろいろな演奏会を開いて、町の音楽の質を高めていければ」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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