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地元産野菜を学食で堪能 茅野市と信州諏訪農協が2校に提供

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 茅野市産野菜のおいしさを県外出身者にも知ってもらおうと、同市と信州諏訪農協(諏訪市)が諏訪東京理科大(茅野市)に無償提供した野菜が30日、同大の学生食堂に初登場した。普段の食事であまり野菜を食べないという学生も多く、サラダやスープに入った野菜を「新鮮」「甘い」と、おいしそうにほおばっていた。  提供したのはセロリ、キャベツ、ブロッコリー、トマトの4種類。「若者の野菜離れに歯止めをかけたい」という生産者の思いもあり、同大と東海大三高校(同)の2校に計約500キロ提供した。両校の学生食堂の献立に7月5日まで随時登場する。  同大ではこの日、高校生向けのオープンキャンパスもあり、約300席の食堂は学生や親子連れでほぼ満員。献立は山賊焼き定食とキーマカレーで、付け合わせのサラダに4種類、かき玉汁の中にセロリを使った。この他、生野菜を自由に取れるサラダバーも設けた。  山梨県南アルプス市から通う経営情報学科2年の渡辺華帆さん(19)は「野菜特有の臭みがなくておいしかった。あまり好きでないセロリも食べられた」と満足げだった。(長野県、信濃毎日新聞社)


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