安曇野市教委などに辞表を出していた市教育委員長の古幡開太郎氏(61)=穂高牧=は25日の市教委定例会で、委員長任期の満了(11月8日)で委員を辞める考えを慰留されて変更、来年3月末まで委員を続けると明らかにした。取材に対し、宮沢宗弘市長の任期満了(来年10月22日)に伴い来年秋に予定される次期市長選への立候補について、「意欲はある」と述べた。 古幡氏は2005、09年の安曇野市長選に立候補、落選している。次期市長選に向けて出馬表明した人はまだいない。宮沢市長は「全く白紙」としている。 古幡氏は定例会で辞表提出について、10年4月から務める松本市の病院事務長の業務が多忙になり「兼務は難しい」と説明。「3月末までの任期と考えたい」とした。 古幡氏は宮沢市長が09年11月、教育委員に起用。同月に任期1年の委員長に互選され、現在3期目。委員任期は来年11月8日まで。(長野県、信濃毎日新聞社)
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