23歳以下の若者がものづくりやサービスの技術を競う第50回技能五輪全国大会の出場選手らが26日午前、松本市と諏訪市の各競技会場で、使用機器などを念入りに点検し、翌日始まる本番の競技に向けて気を引き締めていた。 「メカトロニクス」「電子機器組み立て」「配管」の3競技を行う松本市総合体育館では、選手約150人が機器や道具の点検、加工設備の動作確認などをした。電子機器組み立てに出場する諏訪東京理科大(茅野市)4年の西村誠さん(22)は「もう少し練習したかったけれど、ここまで来たらやるしかない。平常心で本番に臨みたい」と話していた。 技能五輪は同日午後、松本市内で開会式。27、28日に同市内8会場、諏訪市内5会場で競技を行う。(長野県、信濃毎日新聞社)
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