任期満了に伴う上伊那郡宮田村長選は16日、告示され、届け出順に、元県議の小原勇氏(64)=町三区=と前副村長の小田切康彦氏(68)=大久保=の無所属新人2人が立候補し、30年ぶりの選挙戦となった。投開票は21日。 小原氏は「行政と村民の距離を縮めて誰もが元気に暮らせる村にしたい」と強調。農商工連携を進める「産業政策推進会議」を設置するとし、商店街の活性化、高齢者や障害者支援の充実を訴える。 小田切氏は「民間目線の行政を継続し、職員の資質向上を目指す」とし、各課にまたがる業務に対応する「ずく出す課」の設置を主張。企業誘致による雇用拡大や子育て支援にも力を入れるとする。 15日現在の有権者数は7143人(男3458人、女3685人)。(長野県、信濃毎日新聞社)
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