第95回全国高校野球選手権長野大会第12日は27日、松本市野球場で準決勝2試合を行い、上田西と佐久長聖が勝って28日の決勝に進んだ。上田西は2003年以来10年ぶり、佐久長聖は優勝した昨年に続く決勝進出。 上田西は初の決勝進出を狙った地球環境を4―1で下した。五回に相手のミスから満塁の好機を得ると、押し出し四球と佐藤の走者一掃となる二塁打で4得点。浦野―花里の左腕リレーで地球環境の反撃を断った。 佐久長聖は左腕エース寺沢が長野商を3安打無四球で完封。三回1死三塁から自身の適時打でもぎ取った1点を守りきった。長野商の13年ぶりの決勝進出はならなかった。 決勝は松本市野球場で午前10時プレーボール。上田西は初優勝を、佐久長聖は2年連続6度目の優勝を目指す。(長野県、信濃毎日新聞社)
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