上田西高校の野球部は28日午後に学校がある上田市に戻り、市役所前と同校で市民や在校生らの歓迎を受けて優勝旗を披露。初めて臨む甲子園での健闘を誓った。 市役所前には市民ら約300人が集まり、選手を乗せたバスが到着すると大きな歓声が上がった。3年の大塚雅也主将が代表で「甲子園でも自分たちらしく笑顔でプレーしたい」とあいさつした。 上田市の高校が夏の甲子園に出場するのは、1990年の丸子実業高校(旧小県郡丸子町、現丸子修学館高校)以来、23年ぶり。母袋創一市長は「皆さんの汗と涙が結実し、多くの市民に喜びと感動を与えてくれた」と祝福した。 その後、同校体育館で開かれた優勝報告会には生徒や保護者、卒業生ら計約250人が出席。選手は大きな拍手に迎えられて入場し、高見沢正彦校長らが戦いぶりを振り返っていた。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧