Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

黄色ブドウ球菌 県が食中毒注意報

$
0
0

 県健康福祉部は30日、黄色ブドウ球菌食中毒注意報を全県に出した。気温、湿度ともに高く菌が増えやすい状況とし、調理前に手を洗い、料理は冷蔵庫で保存するよう呼び掛けている。  県は要綱で定めた「おおむね2週間以内に同じ原因で連続発生した場合」に該当するとして注意報を出した。  同部によると、5月27日に木曽郡南木曽町の旅館の料理で6人、7月10、11日に安曇野市の飲食店の料理で7人、22日に諏訪市の飲食店の弁当で28人が食中毒にかかった。  黄色ブドウ球菌は人の皮膚にも存在するが、食品に付着して異常に増殖すると菌が出す毒素が増え、その食品を食べると食中毒になる。加熱調理しても毒素は壊れないといい、おにぎりを作る時はラップで包んだり、料理の盛りつけ時には清潔な箸を使ったりしてほしいとしている。  県内で発生した同菌による食中毒は2008~11年度に各1件あり、12年度はなかった。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>