Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

山の日「海の日と同日に」 県独自制定へ懇話会一致

$
0
0

 県は1日、県独自の「山の日」制定に向け山小屋関係者や有識者から意見を聞く懇話会(座長・鈴木啓助信州大学山岳科学総合研究所長)を開き、国民の祝日「海の日」(7月第3月曜日)を日付の第1候補とすることで一致した。名称は「信州山の日」を推す意見が多数を占めた。懇話会は内容をまとめ、9月上旬にも阿部守一知事に提出。県は意見を踏まえた案を10月上旬ごろに公表、意見公募を経て11月県会に報告し最終決定したい考えだ。  懇話会は、知事に提出する意見書について、現在の「海の日」の名称を「海の日・山の日」といった名称に変更するよう県が国に働き掛けることを含めて検討する。  「山の日」に合わせて実施する取り組みは、県内の特色である学校登山を心身鍛錬だけでなく学習の機会として見直す取り組みや、専門家が山の恵みについて教える「信州山の日学校(仮称)」の開催などの提案があり、意見書に盛り込むことになった。鈴木座長は会合後、「子どもから高齢者まで幅広い年齢層が参加できるような日にしていくべきだ」と話した。  意見書には、県独自の「山の日」の日付について海の日を中心に7月下旬から8月上旬にかけて設けるべきだと幅を持たせた意見や、名称では「山の日」を支持する意見もあったとも記述する方向。委員の多数が支持した「海の日」に合わせた日付になれば、来年の7月21日が初の県独自の「山の日」になる。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>