8日開幕の第95回全国高校野球選手権に初出場する上田西は4日、甲子園球場で30分間の割り当て練習を行った。シートノックなど守備練習にほとんどの時間を充て、選手がグラウンドの感触を確かめた。 シート打撃を行う出場校もあるが、原監督は「打撃練習は別で十分できるので、守備の練習をしっかりやって本番を迎えたかった」と説明。シートノックや投内連係の確認のほか、エース浦野、柳沢和、花里の投手陣は交代でマウンドに上がり投球練習した。 外野陣はフェンスのクッションボールの処理を誤る場面もあり、左翼手の武田は「(フェンスは)思ったより打球の衝撃を吸収する。本番では普通に処理したい」。右翼手の小林は「芝は高く打球が跳ねるけれど、確認できたので良かった」と話した。5日に組み合わせ抽選会があり、初戦の対戦相手が決まる。(長野県、信濃毎日新聞社)
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