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手足口病の流行 ほぼ全県に拡大 警報基準超え9地区に

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 県は7日、県内で手足口病が流行していると発表した。7月29日~8月4日の患者数は過去5年間の同時期で最も多い。県に患者数を届け出ている54医療機関で、1機関当たりの患者数は今回9・06人。前週の7月22~28日の4・65人から倍増し、流行発生警報基準5・0人を超えた。  地区(各保健福祉事務所管内)別に見ても、同5・0人以上の地区は、独自に保健所を持つ長野市を含め県内9地区に上り、ほぼ全県に広がっている。  今回の1機関当たりの患者数は松本地区(松本、安曇野、塩尻市、東筑摩郡)、北信地区(中野、飯山市、下高井郡、下水内郡)が11・3人。長野市は14・9人に倍増。今回5・0人以上になった6地区では、諏訪は8・8人、長野市を除く長野(須坂、千曲市、上水内郡、上高井郡、埴科郡)が8・3人、上小7・2人、上伊那5・6人、飯田下伊那5・3人、木曽5・0人。  佐久地区は3・0人、大北地区(大町市、北安曇郡)は2・0人にとどまっている。  前週に1機関当たり5人以上だったのは松本、北信、長野市の3地区で、今回一気に広がった。  この5年間では2011年の同時期に全県で1医療機関当たり9・04人で、今年はこれを上回った。  県健康長寿課によると、子どもを中心に感染する手足口病は通常、数日で治るが、まれに髄膜炎といった合併症を引き起こす恐れがあり、高熱が続く場合などは早めの治療を促している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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