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峠の国盗り綱引き、信州軍が2連勝 飯田・浜松市境

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 長野・静岡県境の「国境」を争う第26回「峠の国盗(と)り綱引き合戦」が28日、飯田市南信濃―浜松市境のヒョー(兵)越峠で行われた。昨年に続いて、ことしも飯田の「信州軍」が浜松の「遠州軍」を破り、通算成績を14勝12敗とした。紅葉が進む標高約1160メートルの峠で、観客約300人が声援を送った。  10人ずつの3回勝負で、2回先に勝った方の勝利。1回目は接戦が続いた後、1分半すぎに信州軍が一気に綱を自陣に寄せた。2回目も1分半すぎに信州軍が勝ち、浜松側に国境を1メートル広げた。  信州軍は、南信濃の有志らでつくる「信州遠山郷綱引き隊」などで構成。隊員の大屋敷和彦さん(44)は「一気に引くつもりだったが、長引いたので相手が疲れるまで耐えた。9月からの練習の成果が出て良かった」。遠州軍の一員で「水窪綱引きクラブ」代表の高木嘉則さん(44)は「信州側はとても練習していると感じた」と話していた。  新たな国境を示す看板を牧野光朗飯田市長が木づちで打つ間、鈴木康友浜松市長が支柱を支えた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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