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茅野で初のSO水泳競技会 知的障害者と健常者 一緒に

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 NPO法人スペシャルオリンピックス(SO)日本・長野(長野市)は18日、県内の知的障害者が出場するSO日本・長野水泳競技会を茅野市北部中学校屋内プールで初めて開いた。茅野市などが主催し、一般の市民が参加する市総合体育大会水泳競技大会と同時開催。健常者と障害者が同時スタートする種目もあり、プールサイドから大きな声援が送られた。  知的障害があり、SO日本・長野に「アスリート」として登録している県内各地の16~35歳の男女23人と、一般市民約70人が参加した。混合100メートルメドレーリレーには、障害者の2チームと健常者の4チームが出場。水しぶきを上げながら背泳ぎやクロールで力泳する選手たちに、仲間たちが「頑張れ」「いけいけ」などと声を掛け、ゴールすると拍手が起こった。  アスリートに登録し、バタフライなどに出た坂野(ばんの)圭祐さん(16)=茅野市=は「調子は良かった。応援が聞こえて頑張れた」と話していた。  競技会は、登録選手が競技する機会を増やそうと、同法人水泳コーチで市水泳協会理事の植松美千代さん(51)=諏訪市=が、同協会長の中崎政幸さん(46)=茅野市=に相談し、市総合体育大会水泳競技大会と合わせて開いた。  植松さんは「健常者と障害者の選手がお互いに高め合う機会になる。来年以降も続けたい」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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