２３歳以下の若者がものづくりやサービスの技術を競った第５０回技能五輪全国大会は２９日、松本市のキッセイ文化ホール（県松本文化会館）で表彰式と閉会式を行い、閉幕した。過去最多の１２１人が参加した県選手団からは５３人が入賞。最高賞の金賞には、左官で連覇を果たした中沢大貴さん（２１）＝中沢左官・佐久市＝をはじめ８人が輝いた。２４年ぶりに復活した時計修理は県勢が金、銀を占めた。
金賞は他に、時計修理の西中卓也さん（２２）＝セイコーエプソン・諏訪市、ウェブデザインの井口瑛美子さん（２３）＝同、造園の赤尾英亮さん（２２）と赤尾承起（よしき）さん（１９）＝ともにアートランド・上田市、理容の野沢淳さん（２１）＝としの店・茅野市、フラワー装飾の佐々木士将（のりゆき）さん（２２）＝エス・ケイ花企画・北佐久郡軽井沢町、建築大工の小林崇人さん（２２）＝山田工務店・松本市。表彰式では競技ごとに入賞者にメダルが贈られ、ガッツポーズをしたりして大きな拍手を浴びていた。
県選手の入賞は他に、銀賞１６人、銅賞１１人、敢闘賞１８人。県選手団は、最優秀の愛知県に次ぐ優秀技能選手団賞を受賞した。
大会は、２２日から一部の競技が先行して始まり、２７、２８日に松本市と諏訪市の計１３会場で４０種目を実施。全国から１０９７人が出場した。（長野県、信濃毎日新聞社）
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技能五輪、県勢「金」８人 喜びの閉幕
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