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松本の発電システム計画変更 稼働開始目標15年

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 松本市が下水処理施設の両島浄化センターに売電目的で導入する計画の発電システムで、市上下水道局は22日、20年間で約7億円の利益が出る新たな計画を市会建設委員協議会で報告した。発電分の一部を同センターにある下水汚泥の消化槽の動力に充てる仕組みに変更するため、売電の利益を従来計画より約1億5千万円少なく見積もった。利益は水道関係費に充てる。  従来計画では、消化槽は電力会社からの電力で動かす考えだった。計画変更により、稼働開始目標は14年4月から15年1月とした。  発電には、消化槽で分解する際に発生するメタンガスなどを活用する。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、消化槽の動力とする電力以外を1キロワット時当たり39円で売電し、売上高は契約期間の20年で計15億4千万円を見込む。売上高は従来計画では17億円としていた。  昨年11月末に建設する業者が内定。業者とは追加工事も含めて契約し、経済産業省の設備認定を得て計画を進める。市上下水道局によると、下水処理施設に売電システムを導入する例は県内初、全国でも数例という。(長野県、信濃毎日新聞社)


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