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飯島町の馬肉偽装、2人を在宅起訴 地検伊那支部

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 上伊那郡飯島町田切の馬肉加工業「大成」が一部の加熱用馬肉を生食用と偽装表示して販売していた事件で、地検伊那支部は13日、不正競争防止法違反(商品の内容を誤認させる行為)の罪で、同社と、同社の北原実前専務(42)=駒ケ根市赤穂、小池貴士社員(29)=上伊那郡中川村大草=を地裁伊那支部に在宅起訴した。  起訴状によると、北原、小池両被告は共謀し、同社が輸入し、生食用として使用できない馬肉を虚偽表示して生食用として販売しようと、1月下旬、飯島町の同社工場で、この馬肉を詰めた真空パックに「馬肉(生食用)」などと印字したラベルを貼った。2月中旬から下旬の間、千葉県内の飲食会社など5カ所に、計40パック(計約6270グラム)を販売し、不正競争を行ったとしている。  駒ケ根署などは6月20日に北原被告ら2人を逮捕。地検伊那支部に身柄を送り、同支部が勾留請求したが、伊那簡裁が却下するなどし、2人は釈放された。同社の登記上の本店は駒ケ根市赤穂にある。  大成の田中忠雄社長は13日、同社と前専務らが起訴されたことを陳謝し「司法の判断を厳正に受け止める所存で、今後はより一層、全社を挙げて、信用の回復に努める覚悟であります」などとするコメントを出した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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