台風18号の通過から一夜明けた17日朝、県内はぐっと気温が下がり、一気に晩秋の気配になった。 最低気温が10月上旬並みの11・4度を記録した長野市のJR長野駅前にはひんやりとした空気が漂い、カーディガンや薄いジャケットなど1枚多く羽織ったり、ストールを首に巻いて勤め先に向かう人が多かった。 それでも、快晴の青空からの日差しは強く、半袖ワイシャツ姿の男性や日傘を差す女性もいた。 長野地方気象台によると、17日の県内は高気圧に覆われて全域で晴れ、放射冷却の影響で冷え込んで、10月上中旬並みの気温になった所が多かった。最低気温は、南佐久郡南牧村野辺山で0・8度となり、全国の観測地点で最も低かった。ほかには、木曽郡木曽町開田高原1・7度、松本市奈川3・9度など。 18日も高気圧に覆われて晴れる見込み。(長野県、信濃毎日新聞社)
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