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栄村秋山と新潟・津南を結ぶ国道405号、10月5日通行可能に

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 台風18号による大雨で、下水内郡栄村秋山地区と新潟県津南町を結ぶ同町の国道405号が崩落した問題で、同県十日町地域振興局(新潟県十日町市)は20日、津南町で開いた説明会で、国道の応急復旧工事を進め、10月5日に通行止めを解除する予定だと発表した。書き入れ時の紅葉シーズンを前に幹線道路が復旧する見通しとなり、同村の宿泊施設関係者らは胸をなで下ろした。  同局は国道脇を流れる硫黄川が大雨で増水し、盛り土が削られて国道が崩落したと説明。崩落箇所にコンクリートのブロックや土のうを詰んで補強し、幅員4メートル(崩落前7メートル)の道路として通行できるようにする。同局は「観光シーズンに影響を出さないため」の応急的な措置で、来春の雪解け後に本格的な復旧工事に着手するとした。  国道の通行止めで秋山地区に入れなくなっている路線バスについても、通行が可能になるとの見通しを示した。工事後は以前よりも幅員が狭くなるため、当面は入り込みが予想される休日に、誘導員を配置して通行車の安全に配慮するともした。  村によると、秋山地区の紅葉の見頃は10月20日ごろ。昨年1年間で秋山地区を訪れた観光客は約3万2千人で、そのうち、約1万人を10、11月が占めた。村議会議長で、同地区で民宿を経営する福原和人さん(51)は「早めの対応をしてもらった。観光客の動きにも大きな影響が出なければいい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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