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めざせ東京五輪 バドミントン元韓国代表、安曇野で小中高生合宿

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 安曇野市でバドミントンの指導をしている元韓国代表五輪選手の朴星宇(パクソンウ)さん(42)=安曇野市明科七貴=が21日、全国の小中学生、高校生を対象にした交流合宿「バドミントンキャンプ」を同市穂高総合体育館でスタートさせた。トップレベルの選手を育てたいと初めて企画し、「2020年の東京五輪に出場する選手を地域で育てる」と目標を掲げた。  合宿は2泊3日で、初日は県内や新潟県の子どもたち計約60人が参加した。朴さんは足の運び方やバランスの取り方の理論を丁寧に説明。「もっとかかとを上げて」などと声を掛けながら一人一人を指導し、子どもたちは真剣にラケットを振った。  安曇野市明南小1年の藤原疾風(はやて)君(7)は「たくさん練習して空振りを減らしたい」。松本市の松商学園高2年でバドミントン部の宮川奈々さん(17)は「朴先生の指導は分かりやすい。技をたくさん吸収したい」と意気込んでいた。22日には愛知県や石川県から40人余が合宿に加わる。  朴さんは韓国・釜山市出身で、1996年のアトランタ五輪に出場。日本代表のコーチを務め、「オグシオ」の愛称で親しまれた女子ダブルス選手の小椋久美子さんと潮田玲子さんらを指導した。08年に県内に移住し、昨年8月には安曇野市にバドミントンクラブを発足。小学1年~高校1年の24人を指導している。昨年の世界ジュニア選手権で優勝した奥原希望(のぞみ)選手(日本ユニシス・大町市出身)も教え子の一人。  朴さんは「自分の技術を子どもたちだけでなく、地域の指導者たちにも伝えていきたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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