DeNAからドラフト1位指名を受けた日本生命(大阪)の柿田裕太投手(21)=松本市出身=が18日、大阪市内のホテルで吉田孝司編成・スカウト部長らと会い、契約金1億円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。 夏の甲子園に出場した松本工高を卒業後、3季過ごした社会人で急成長して念願のプロ入りが決定。柿田は「(仮契約しても)まだ実感が湧かない。これからプロ選手としてやって行く中で、しっかり自覚を持ち、先発の一角になれるように努力したい」と抱負を語った。吉田部長は「即戦力と考えているが、若いし、練習すればまだまだ成長できる」と飛躍に期待していた。 柿田は目標とする選手として、現役22年間で通算161勝のDeNAの三浦大輔投手を挙げ「自分はけがをしない丈夫な体が売りなので、三浦さんのように長くプレーしたい。(投球への)準備の方法などを聞きたい」と意気込んだ。 22日に本契約を結び、横浜市内で入団記者会見を開く。背番号も同日までに決まる。DeNAに6位指名された松本大の左腕、山下峻投手(22)も既に仮契約を結んでいる。(金額は推定)(長野県、信濃毎日新聞社)
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