上田市長選、現職母袋氏が３選出馬へ　2014年３月23日告示

　任期満了に伴う来年３月２３日告示、３０日投開票の上田市長選で、２期目の現職母袋創一氏（６１）＝無所属、下塩尻＝が３選を目指して立候補する意向を固めたことが１日分かった。２日の市議会１２月定例会一般質問で正式表明する。 　母袋氏は上田市下塩尻出身で、民間会社勤務を経て１９９１年、県議選に立候補して初当選。３期目途中の２００２年３月に合併前の旧上田市長選に出馬し、現職を破って初当選した。旧上田市と旧小県郡丸子町、真田町、武石村の４市町村合併に伴う０６年４月の市長選は無投票で当選。１０年３月の市長選で新人を破り再選を果たした。 　上田市では来年１０月、天神に市交流文化芸術センターと市立美術館が開館。集客や維持運営が課題になる。母袋氏が連合長を務める上田地域広域連合が常磐城に計画する統合ごみ処理施設は、住民との話し合いが今後本格化する見通し。同氏は「残された課題に引き続き取り組む責務を感じている」と話している。 　市長選ではほかに、上田市議の新人金井忠一氏（６３）＝共産党、国分＝が立候補する意向を示している。（長野県、信濃毎日新聞社）