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県警本部長「証拠品の適正管理を」 塩尻署員の偽証事件で会議

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 塩尻署刑事課に所属していた警察官3人が公判で偽証した疑いで書類送検された事件を受け、県警刑事部は4日、県内全22署の刑事課長らを集めた「臨時刑事課長等会議」を長野市の県警察学校で開いた。刑事部幹部を含め約100人に対し、山崎晃義(てるよし)本部長は証拠品の適正管理や捜査幹部の規範意識向上を求めた。  冒頭のあいさつで、山崎本部長は「証拠品の不適切な取り扱いは、事件の立証や警察官への信頼にも影響する」と指摘。証拠品の管理責任者としての自覚を持って捜査員を指揮するよう指示した。また、今回の事件のように証拠品紛失が分かった場合、「その場しのぎの対応をするのではなく、署長らに報告し、組織的に対応してほしい」とした。刑事部幹部は、内部規定に従い、証拠品などの管理の手続きを適正にするよう指導した。  事件は、塩尻署に逮捕され盗みの罪で起訴された塩尻市の男性会社員(40)=無罪=の今年1月の公判で証人として出廷した当時同署刑事課主任の男性巡査部長(33)が、防犯カメラの画像を記録したCD―Rを署内で紛失したのにカメラを管理する会社に返したとうその証言をしたとされる。当時同署刑事課所属だった、課長の男性警部(41)と係長の男性警部補(46)は偽証を指示していた。書類送検された3人は県警から11月22日、懲戒処分を受けた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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