日本フットボールリーグ(JFL)は4日、今季の表彰式を都内で開いた。初優勝したAC長野パルセイロはチーム表彰に加え、最優秀選手賞や新人王、ベストイレブンなど多くの個人タイトルでも表彰された。主将のFW宇野沢祐次は得点王、ベストイレブン、最優秀選手の3冠に輝いた。 ベストイレブンにはAC長野からGK諏訪雄大、DF大島嵩弘、MF大橋良隆、MF佐藤悠希と宇野沢の計5人が名前を連ねた。宇野沢と大橋が3年連続で、残る3選手は初選出。京産大から加入して主力に定着したDF西口諒が新人王、美濃部直彦監督が最優秀監督賞を受けた。 式典でAC長野の丹羽洋介社長は「コーチ、スタッフ、選手が頑張ってくれたおかげ。感謝している。これからも原点に立ち、元気なまちづくりに貢献したい」とあいさつ。美濃部監督は取材に「最終的な結果として1番の表彰を受けたことは本当に良かった。自分自身も難しい環境を言い訳にせず、挑戦や経験ができたことで成長できた。その結果として評価を受け、うれしく思う」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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